
ストラクチャードコンテンツを最大限に活用するためには、相互関係にある流動的なパーツをすべて管理することが欠かせません。
技術情報は、常に生きており、動いています。 コンテンツを構造化すると、相互関係にある流動的なパーツすべてを如何に管理するかという課題が発生します。 コンポーネントコンテンツ管理システム(S1000DではCSDBとも呼ばれる)を使用しないと、これは非常に困難な課題となります。 中には、コンポーネントコンテンツ管理(CCM)システムを使用せずに実現できると考え、ストラクチャードコンテンツパスを設定する組織もあります。 これは致命的な誤りです。 こうした組織では、ストラクチャードコンテンツを構成する流動的なパーツすべての相互関係を管理することはできないと判明するでしょう。 結局導入に3倍の時間がかかるか、あるいは導入に失敗するでしょう。
CCMシステムには、システムの性質上、ストラクチャードコンテンツ向けに設計されているものと、そうでないものがあります。 DITAはどうでしょうか。 DITAを迅速かつ最も効果的に導入するには、最初からDITAに特化したCCMシステムを採用するのがビジネス上妥当です。 こうしたDITA対応システムは、DITAで記述されたオブジェクトの間の関係を理解し、トピック、マップ、リリーストレイン、言語間の関係を管理します。
コンテンツ管理システムの評価を実施し、自社に適しているかどうかを検討する際のポイントは、次のとおりです。
異なるリリース間でトピックがどのように処理されるか バージョニングとリンキングはどのように処理されるか
ワークフローはどのようにサポートされているか プロジェクトレベルやオブジェクトレベルでサポートされているか
多言語コンテンツはどのように処理されるか 英語とターゲット言語間の関係を追跡できるか
条件はどのように処理されるか
どのようなオーサリングツールがインテグレートされているか レビューはどのように処理されるか
Webにパブリッシュできるか
SDLは、DITA向けCCMシステムとしてSDL Trisoft、S1000D向けCCMシステムとしてSDL Contenta S1000D、カスタム構造化コンテンツ規格向けCCMシステムとしてSDL Contentaを提供しています。
大規模なユーザーコミュニティが、本来XML構造が持つ豊富な機能を損なうことなく、XMLコンテンツの作成やレビューを行えたら、それは組織にとって大きな価値となります。
CCMシステムは、相互関係にある流動的なパーツの関係性を管理できるシステムです。
CCMシステムとコンテンツ管理システムの関係は、指揮者とオーケストラの関係と同じです。